「東京ディズニーランド」の版間の差分

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*ゴミを見つけたらスタッフはすぐに片付ける。
*ゴミを見つけたらスタッフはすぐに片付ける。
*開園前の客は電車、バス、自転車、徒歩で来た客よりも車で来た客を先に並ばせる。
*開園前の客は電車、バス、自転車、徒歩で来た客よりも車で来た客を先に並ばせる。
*キャフェテリア方式のレストランではまず最初にデザートを選ばせる。こうればほとんどの人がデザートに手を出すから。

*「すべてのゲストがVIP」と言われるが、特別なゲスト用の会員制レストランがあったり、各アトラクションにはスポンサー企業用の別の入り口があったりするところが、実にアメリカ的である。
”直営”でない(ライセンス契約上、マニュアルの遵守が要請される)こと、日本人の国民性などが相俟って、精緻なマニュアルを一番忠実に実施していると評されている。
”直営”でない(ライセンス契約上、マニュアルの遵守が要請される)こと、日本人の国民性などが相俟って、精緻なマニュアルを一番忠実に実施していると評されている。



2005年1月22日 (土) 04:51時点における版

東京ディズニーランド(略称 TDL )は、東京ディズニーシーなどと合わせて東京ディズニーリゾートを形成する、日本の代表的なテーマパーク

所在地 : 千葉県浦安市舞浜
開園日 : 1983年4月15日
キャッチフレーズ : 夢と魔法の王国
ランドマーク : シンデレラ城

経営は株式会社オリエンタルランド。海外のディズニーランドと違い、ウォルト・ディズニー・カンパニーの日本子会社の経営ではないが、売上高世界一のテーマパークである。

シンデレラ城
航空写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

パーク

それぞれのテーマに分かれたエリアがあり、それをパークと呼ぶ。それぞれのパークには、そのテーマに合ったアトラクションやレストランなどが置かれている。

  • ワールドバザール - 20世紀初頭のアメリカの典型的な地方都市をモデルにしたエリア。ウォルト・ディズニーの出身地マセリーンがそのモデルとも言われている。米国のそれとは異なり、雨の多い日本の気候に合わせて全体が大きな屋根で覆われている。
  • アドベンチャーランド未開の地を探検したり、海賊の襲われたりする冒険の国である。“カリブの海賊”“ジャングルクルーズ”“魅惑のチキルーム”等ディズニーのテーマパークの中でも歴史のあるアトラクションが多い。1950年代の米国のアトラクションのコンセプトをそのまま持ってきたのだろうか“ジャングルクルーズ”の「槍を持った原住民」は白人からみたかなり偏った、問題のある表現だと感じる。パリのディズニーランドに“ジャングルクルーズ”が無いのはアフリカ系移民が多く住んでいることに対する配慮かしら?と考えてしまう。
  • ウエスタンランドアメリカ西部の町を再現したエリア。廃坑の中を無人で走る鉱山列車“ビッグサンダーマウンテン”が人気。また“カントリーベアシアター”もなごみ系アトラクションの代表である。クマの音楽会だと思っていただければ良いが、往年のアメリカ音楽を聴いていた人々には何とも懐かしく、笑ってしまう内容。レギュラー、サマーヴァケーション、クリスマスの3タイプのショーがある。サマーヴァケーションに登場するエルビスやボブ・ディランのパロディーには大笑いである。
  • クリッターカントリー - 小動物たちの住む郷、映画「南部の唄」をベースにした“スプラッシュマウンテン”やパーク内で唯一の人力アトラクション“ビーバーブラザーズのカヌー体験”楽しめる。
  • ファンタジーランド - ディズニーアニメをテーマにしたエリア。シンデレラ、ピノキオ、白雪姫、不思議の国のアリス、往年のディズニー作品をモチーフにしたアトラクションが楽しめる。また“ミートザワールド”はぜひ体験して欲しいアトラクションのひとつ。世界中の子供がその国の民像衣装を着て「♪世界はひとつ~」と歌うのだが、最後のセクションではどの国の子供も同じ白い衣装に変わって歌っている。「世界はひとつである!」と言うディズニーの強烈なメッセージはこんな時代だからこそ、涙無くしては見られない。
  • トゥーンタウン - 「ディズニーキャラクターの住む街」と言う設定のテーマランド。全体的に子供向けのアトラクションが多い。パーク内で唯一ミッキーに直接会える“ミート・ミッキー”が楽しい。しかしミッキーの家の中はアメリカ文化のパロディーの集大成であり、何人の日本人が楽しんでいるかはかなり疑問。
  • トゥモローランド60年代のアメリカ人が考えた「未来の国」“スペースマウンテン”や“スターツアーズ”等のスリル系のアトラクションが楽しめる。“エターナル・シー”“キャプテンEO”“ビジョナリウム”“ミートザワールド”と消えて亡くなったアトラクションの宝庫でもある。次に消滅するアトラクションはなんであろうか、、、

メイン・キャラクター

ディズニーの主だったキャラクターは全て登場するが、中でもビッグ 5 (米国では "FAB 5" や "fabulous 5")と呼ばれるメイン・キャラクターは、パレードやショーなどでもほぼ必ず登場し、別格とされている。

近頃は、これにデイジー・ダック、チップとデールを入れて、ビッグ 8 とも呼ぶらしい。

アトラクション

ローラーコースター : ビックサンダー・マウンテン、スペース・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ガジェットのゴーコースター

キャスト

従業員のことをTDLでは「キャスト」と呼ぶ。すべての従業員が訪れる人々を夢の世界にいざなう出演者であるとの考えからこう呼ばれている。昔は正社員だったが現在はアルバイトやパートタイム労働者に変更してコストダウンが図られている。彼らは徹底した教育を受けており、いかに訪れた人々を迎えるか、どのように接すれば喜んでもらえるかを叩き込まれている。しかし、いわゆるスイーパーであるカストーディアルなどの特殊技が無くなるなど、レベルが落ちてしまったと嘆くマニアもいる。

営業ノウハウ・方針

  • 特別緊急時を除き、子供の迷子放送などの呼び出し放送が一切無い。これは夢と魔法のランドのイメージを壊さないためである。
  • スタッフは「いらっしゃいませ」と客を迎えない。「こんにちは」が原則。
  • 水のみ場には大人用と子供用の2つの高さの物がある。親子で一緒に飲めるようにした配慮。
  • ゴミを見つけたらスタッフはすぐに片付ける。
  • 開園前の客は電車、バス、自転車、徒歩で来た客よりも車で来た客を先に並ばせる。
  • キャフェテリア方式のレストランではまず最初にデザートを選ばせる。こうればほとんどの人がデザートに手を出すから。
  • 「すべてのゲストがVIP」と言われるが、特別なゲスト用の会員制レストランがあったり、各アトラクションにはスポンサー企業用の別の入り口があったりするところが、実にアメリカ的である。

”直営”でない(ライセンス契約上、マニュアルの遵守が要請される)こと、日本人の国民性などが相俟って、精緻なマニュアルを一番忠実に実施していると評されている。

関連項目

外部リンク

en:Tokyo Disneyland Park zh:东京迪士尼乐园