東京ディズニーランド
東京ディズニーランド(略称 TDL )は、東京ディズニーシーなどと合わせて東京ディズニーリゾートを形成する、日本の代表的なテーマパーク。
経営は株式会社オリエンタルランド。海外のディズニーランドと違い、ウォルト・ディズニー・カンパニーの日本子会社の経営ではないが、売上高世界一のテーマパークである。
パーク
それぞれのテーマに分かれたエリアがあり、それをパークと呼ぶ。それぞれのパークには、そのテーマに合ったアトラクションやレストランなどが置かれている。
- ワールドバザール - 主にショップが並んでいる。ディズニーランド唯一の和食レストラン「北斎」がある また原則的に園内ではお酒が飲めないが、ワールド・バザール内にあるクラブ33と言う会員制のクラブではお酒が飲める。
- アドベンチャーランド
- ウエスタンランド
- クリッターカントリー - 小動物たちの住む郷、スプラッシュマウンテン、ビーバーブラザーズのカヌー体験がある。
- ファンタジーランド - メルヘンチックな、物語の世界。東京ディズニーランド最多のアトラクション数。ランドマークのシンデレラ城もここにある。
- トゥーンタウン - ミッキーマウス、ミニーマウスなどのディズニーキャラクターが住む町。オフィシャルスポンサーは講談社。
- トゥモローランド
メイン・キャラクター
ディズニーの主だったキャラクターは全て登場するが、中でもビッグ 5 (米国では "FAB 5" や "fabulous 5")と呼ばれるメイン・キャラクターは、パレードやショーなどでもほぼ必ず登場し、別格とされている。
近頃は、これにデイジー・ダック、チップとデールを入れて、ビッグ 8 とも呼ぶらしい。
アトラクション
ローラーコースター : ビックサンダー・マウンテン、スペース・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ガジェットのゴーコースター
キャスト
従業員のことをTDLでは「キャスト」と呼ぶ。すべての従業員が訪れる人々を夢の世界にいざなう出演者であるとの考えからこう呼ばれている。昔は正社員だったが現在はアルバイトやパートタイム労働者に変更してコストダウンが図られている。彼らは徹底した教育を受けており、いかに訪れた人々を迎えるか、どのように接すれば喜んでもらえるかを叩き込まれている。しかし、いわゆるスイーパーであるカストーディアルなどの特殊技が無くなるなど、レベルが落ちてしまったと嘆くマニアもいる。
営業ノウハウ・方針
- 特別緊急時を除き、子供の迷子放送などの呼び出し放送が一切無い。これは夢と魔法のランドのイメージを壊さないためである。
- スタッフは「いらっしゃいませ」と客を迎えない。「こんにちは」が原則。
- 水のみ場には大人用と子供用の2つの高さの物がある。親子で一緒に飲めるようにした配慮。
- ゴミを見つけたらスタッフはすぐに片付ける。
- 開園前の客は電車、バス、自転車、徒歩で来た客よりも車で来た客を先に並ばせる。
”直営”でない(ライセンス契約上、マニュアルの遵守が要請される)こと、日本人の国民性などが相俟って、精緻なマニュアルを一番忠実に実施していると評されている。